北九州市のローカルWebメディアを立ち上げた理由

ライターの成重(@nari_104)と申します。

2019年2月に東京からUターンして、2年3カ月が経ちました。

そして、北九州市のローカルWebメディア・キタキュースタイルを立ち上げてからは間もなく4年が経ちます。

よく間違われるのですが、Uターン→ローカルWebメディア立ち上げの順ではなく、ローカルWebメディア立ち上げ→Uターンの順番です。

なぜローカルWebメディアを立ち上げようと思ったのか

このローカルWebメディアの立ち上げも、計画的に行ったものではありません。

どちらかというと、運と勢いで立ち上げたようなものです。

 

まだ東京に住んでいた2017年5月に、1本のブログを書きました。

内容を3行でまとめると以下の通り。

  • 北九州市に帰省しようと思ってネット検索したら間違いだらけの「コタツ記事」しか出てこなかった
  • 観光記事やグルメ記事は自分で足を運んで取材する必要があるんじゃなかろうか
  • あまりにムカついたから自分でやる。コピペ記事は滅びろ

当時「WELQ問題」でコピペ記事への風当たりが強かったことも追い風になり、約4万PVを獲得。

チャンスとばかりに、帰省したときに自分で足を運んだもの、自分の目で見たものを記事化し自分のブログに掲載しました。

ここで考えたのは「この先、どのような頻度や体裁で北九州市の情報発信をしていくか」ということ。

まだ東京に住んでいて、将来的に東京と福岡の2拠点生活ができれば、とぼんやり考えていた段階です。Uターンなど一切予定にありませんでした。

ただ、検索上位をコピペ記事が席巻するような状況が続くのは嫌だったので、これ以降も北九州市内できちんと取材した記事を作りたいと考えていました。

そこで、まずは年に4回ほど帰省し、そのときに取材をした記事を掲載することにしました。

あとは体裁です。

まず考えたのは、自分のブログに「北九州市を紹介するカテゴリ」を作り、少しずつ北九州市の情報発信をしていくこと。

しかしこれだと、バズの後の展開にしてはスケールの小ささが否めません。

あれこれと考えているうちに、これは自分の人生のターニングポイントになり得るんじゃないか、と思うようになりました。

言ってみれば「勝負どころ」です。

そう考えた理由のひとつは、ブログのバズで、東京のライター・編集者の皆さんに多少なりとも注目されているタイミングだということ。「ブログのバズ→ローカルメディアの立ち上げ」という流れも美しいんじゃないかと考えました。

もうひとつは、競合の少なさ。

当時は、“地域ブログ”のカテゴリでの発信を考えていたのですが、北九州市に“地域ブログ”は少なく、良質な地域情報はさほど発信されていませんでした。

その他いろいろと検討した末、2017年6月15日に大仰なタイトルの地域ブログ・キタキュースタイルを立ち上げました。

 

よく「間違いだらけのコピペ記事に激怒するほど北九州市のことが好きだったんですね」などと言われたのですが、19歳のときに北九州市に嫌気がさして上京し長年東京生活を満喫していた私が、北九州市への愛情でこんな記事を書くわけがありません。

「好きではないけど、自分が生まれ育った街を軽く扱うのは許さん」

バズったブログのタイトルにもあるように“歪んだ愛情”ですね。随分と自分勝手な理屈です。

 

このようなきっかけで立ち上げたローカルWebメディアも、なんだかんだで4年近く運営を続けています。

昨年はコロナ禍の下でエッセイコンテストを実施。後にクラウドファンディングを利用して冊子化するなど、インターネット上で完結しない企画にも取り組むようになりました。