「ライターに専門分野は必要か」について考えた

ライターの成重(@nari_104)と申します。福岡市に住んでいます。

「ライターをやっています」と自己紹介したときに、いちばん多く聞かれる質問がこれ。

「どんな記事を書いているんですか?」

基本的に、クライアント(編集者さん)から依頼されるものを書くので、テーマはバラバラです。

あるときにはGoogleアナリティクスの解説記事を書いたり。

またあるときには鉄道車両のデザインの記事を書いたり。

取材にも行きます。バッティングセンターで時速200キロメートル超の剛速球に挑戦。

なので、冒頭の質問の答えは毎回「いろいろ書いています」となります。

質問者の意図に沿う答えじゃなくて申し訳ないと毎回思っています。

上に挙げたもの以外では、新築祝いのマナーの話電力自由化の話地元のお城の話など、幅広いジャンルの記事を執筆しています。

だからといって、「何でも書けます」とは言いません。

実際に何でも書けるわけじゃないですし。

よく、クラウドソーシング系のライターさんで「何でも書けます」みたいなことをプロフィールに記載している人がいますが、あれはあの世界だから通用する話で、我々が「何でも書けます」などと言おうものなら、信頼度がガタ落ちして原稿の依頼は減るでしょう。

それはさておき。

よく、「ライターは専門分野(得意分野)を持つべし」などと言われます。

それは全くその通りでしょう。「●●といえば……」で名前が挙がるようになれば、仕事の依頼は間違いなく増えます。

じゃあ専門分野(得意分野)を持つにはどうすればいいのか。

先日読んだ記事に「その分野の書籍を5〜10冊読めば専門家になれる」などと書かれていましたが、専門家ってそんなに軽くないのではないでしょうか。

私は「実践経験」も必要だと考えています。

この記事の冒頭で、Googleアナリティクスの解説記事を紹介しましたが、私は元々Web屋でGoogleアナリティクスを何年も触っているので、書籍を読んだだけの人では書けない記事内容になっていると自負しています。

でも「Googleアナリティクスの専門家」とは自称するには、実践経験がまだ足りないですね。

少なくとも、毎日触るレベルじゃないと「専門家」とは言いづらいです。

 

「ライターは専門分野(得意分野)を持つべし」という話に対する私なりの結論としては、理論+実践です。

本を読んだだけの人が「専門家」であると認めたくないというのが正直な気持ち。

 

でもライターとして生きていくにあたっては、専門分野(得意分野)を持たなくても、締め切りを守って一定のクオリティの原稿を書いていたら、仕事はそれなりに依頼されます。

良い編集者さんだと、ライターが書けそうなジャンルの記事を依頼したりするので、そうこうしているうちに自分の「得意分野」が見つかることもあるだろうな、と思っています。